半年ほど前から、異音に悩まされていました。
がたがた道を走ると右後ろのタイヤの辺りでガチャンと音が鳴ります。
異音の感じとしたら、ガチャンとかガチャガチャとか金属音です。
当初、足回りを交換した際にどこかのボルトが緩んでいるのかと思っていたのですが、走りに全く違和感がないので、違うだろうなぁと思っていました。
面倒くさいのでしばらく放置していたのですが、段々と頻度が上がり気分がよくないので足回りのボルトを締めなおすことにしました。
ジャッキをかけて持ち上げて、すべてのボルトを点検しましたが、どれも緩んでいませんでした。
念のため、締め直ししてテスト走行しましたが、やっぱり音はやみませんでした。
ひょっとして積んでいる工具が音を出しているのかと思って降ろしてみましたが、やっぱりやみませんでした。
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もう一度ジャッキアップして、タイヤを叩いてみても音はしません。
しばし悩んで、ひょっとしてブレーキのガタかもと思い、サイドブレーキを降ろしてからタイヤを蹴っ飛ばしてみたら、ガチャンと音がなりました。
異音の発生源はブレーキでした。
しかし、ブレーキのタッチも効きも違和感はないので不思議でいた。
ネットで検索すると何件かヒットしました。
もちろん、別の車ですが、同様の異音に悩み、修理してました。
ブレーキの抑えの金具がへたり、不要な遊びが発生したのが原因のようです。
さっそくパーツを手配しました。
こんなパーツも出るマツダは素晴らしいですね。
中一日で届きました。
パーツ品番は
BCYF-26-49ZA
です。
右上にあるのが必要部品
これはロードスターのシムセットです。
このシムのセットの中にパッドの押さえ金具も含まれています。
押さえの金具は金色で格好いいのにパッドシムは真っ黒で、色気も味気もなしで残念です。この辺はアフターパーツで出てるシルバーのにしたいなぁと思ってしまいますね。
高いので買わないですが。
シムを交換するのでブレーキグリースも必要です。
最近はゴムもメタルもどちらにも使用できるタイプのグリスがあるんですね。
間違う心配もないし、1つで済むので便利ですね。
交換はジャッキアップして馬をかけます。
フロントタイヤにタイヤ止めをして、サイドブレーキを開放します。
パッドは交換しないので割に簡単です。
サイドブレーキワイヤーを取り外します。
ブレーキキャリパーの下側のボルトを緩めて抜き取ります。
わかりにくいですが、汚れて古く成ったV字のパーツが写ってます
10mmのスパナで抜き取った下側のボルト
下から上にキャリパーを持ち上げるとパッドが見えます。
パッドを引っ張り出すと押さえの金具が落ちてきます。
パッドについている旧いシムを剥がして、掃除して、グリスを付けて新しいシムを付けます。
新しい金具を所定の位置に置きます。上側は落ちてきてしまうので手で支えながらパッドをはめ込むと固定されます。
キャリパーを元の位置まで戻します。
遊びがないのできついですが、なんとか戻ります。
キャリパーを戻すのにシムが動いてしまうので、適当に工具でおさえながら戻しました。
後はもとに戻したらOKです。
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