カブで冒険、荒野で途方にくれた話

スーパーカブで荒野へと冒険に向かいしました。
行き先はスーパー林道
まぁ、ダートなのでモトクロスなんかで行くようなコースです。
何も準備しないままに、気持ちの赴くままに、出かけました。
コースは旧木沢村の四季美谷温泉から奥へ進んでスーパー林道に入ります。

f:id:VECCHINO:20200424135715j:plain

f:id:VECCHINO:20200424135727j:plain

スーパー林道に入る前には、美しい世界が広がります。
この辺りは舗装路で問題無し。

f:id:VECCHINO:20200424135522j:plain

この案内が目印!

f:id:VECCHINO:20200424135909j:plain

この分岐で奥槍戸山の家に行きました。

f:id:VECCHINO:20200424140016j:plain

山の家に掲示されている案内看板。

当初の予定ではここから来た道を戻って、家に帰るつもりでした。

先程の分岐から山の家まで10分程度来れたことで、分岐からファガスの森まで2時間掛からないと踏んで、ファガスの森を目指すことに。

道は延々と続いて、ずっとダートです。

腰に負担を感じるものの初めて走るコースにテンションも上がり、気持ちよく走り抜けます。

とはいえ、50ccなので、速度は20キロくらいしか出ていません(笑)

兎に角、今まで走ったことがない道とその景色が大好きなので、楽しくて仕方ないって感じでした。

f:id:VECCHINO:20200424140727j:plain

f:id:VECCHINO:20200424140738j:plain

f:id:VECCHINO:20200424140750j:plain

f:id:VECCHINO:20200424140800j:plain

f:id:VECCHINO:20200424140813j:plain

捨てられた木沢村のバスや桜を眺めて楽しく走れました。

f:id:VECCHINO:20200424142629j:plain

まだ、雪も残っています。

f:id:VECCHINO:20200424142732j:plain

このヘリポートまでは幸せでした…

段々と日が暮れて行きます。

荒野でカブで一人。
少しずつ淋しくなってきました。

相変わらずのダートが続きます。

原付きのライトは暗いので慎重に走ります。

デコボコ道で感じる振動に飽きて来た時、何か違和感を覚えました。

一定の間隔で振動が伝わります。

嫌な予感がしました。

パンク…

暫く気にしないようにして先を急ぎます。

伝わる振動の間隔が一定だと確信に変わりました。

恐る恐るカブを停めてリアタイヤを確認しました。

完全にペシャンコにはなってはいないものの明らかに空気が抜けていました。

とりあえず抜け切るまでと考えて、もう一度カブに跨り、走りはじめます。

すると、先程よりもずっと、はっきりと振動が一定間隔で伝わります。

停車中に空気は抜けてしまいました…

僕は途方にくれました

とはいえ、こんな所でグズグズしていてもクマの餌になるだけです。

バイクのタイヤとチューブを諦めて、そのまま走行します。
兎に角、スマホの電波が入るところまで走らないと!

慎重に走ります。
慌てて走って、タイヤが外れてしまったり、チューブが飛び出したりすれば、完全に走行不能に陥ってしまいます。

先程まで、景色を眺め、音楽を聴き、スマホで写真を撮りまくって居たのに、全然余裕はありません。

景色を楽しむことよりも路面を舐めるように観察することのほうが優先です。音楽も聞きたくない。
バイクの状態もカメラにおさめるよゆうもありませんでした。

ファガスの森を目指していましたが、日もくれ、スマホも繋がらず、少しでも危険を減らすために、諦めて南へ下りました。
舗装路なので幾分安心です。
そのまま下ると民家が数件出てきます。
民家があるので、電波が入ってスマホで自宅までの距離を調べます。

51キロ!

時速20キロとしても3時間は掛かります…

時計は20時を随分と過ぎています。

このあと、ノートラブルで行けたら、何とか日を跨がずに家に帰れそうです。

この時間、旧木沢村であいてるお店など皆無…
スタンドも恐らく閉まっていて、かりに開いていても、タイヤを修理出来るかも不明です…
しかも遠い…

で、あれば、この数キロの経験を最大限希望的観測により、このまま自宅へ向かいます…

最悪、妻に迎えに来てもらう方向で考えました。

妻にスマホから帰り道のコースをLINEで送信します。
帰宅予定も過ぎても電話が無ければ、迎えに来て欲しいと伝えて、再出発です。

路面はアスファルトになったので、走りやすいです。

以前にもパンクをして(しかも後輪)そのまま走ったことがあります。

この時は室戸岬の辺りで、民家もなく、辛い思いをしましたが、しばらく走ると漁師町が出てきたので、警察を訪ねて、パンク修理できる所を探していただきました。
もう10年以上前の話なのでうろ覚えですが、たしか農機具を扱うお店だったと記憶しています。
パンクしたまま結構な距離を走ったので、チューブだけでなくタイヤも交換になりました。

この時に走った経験があったのでそのまま走行するという無茶な行動に出ることが出来たのだと思います!

速度は20キロも出せば怖く感じます。
緩やかなカーブでもリアがおかしな動きをするので、ハンドルを取られるせいです。

ヒヤヒヤしながら数キロ走ると人間の慣れは怖いもので、速度も少しあがり、心に余裕もできてきます。

途中、何度も大きな鹿に出会い驚きましたが、事故も起こさず人にも会わず、無事に家まで辿り着きました。

今後は空気入れやパンク修理KITや替えのチューブを用意して走行使用と思います!(懲りてない…)

翌朝、スーパーカブを眺めてみました〜

f:id:VECCHINO:20200425112642j:plain

タイヤサイドウォールが変色しています…

f:id:VECCHINO:20200425112743j:plain

キレイにペシャンコ…

f:id:VECCHINO:20200425112810j:plain

バルブの所はチューブがはみ出してます…

今回はたまたま上手く帰ってこれましたが、チューブが飛び出したり、タイヤが外れたりすれば走行不能で、帰れま10でした…

履いているのがスノータイヤなので、サイドウォールが硬いおかけで、帰ってこれたように思います。
ノーマルのサマータイヤだとタイヤが外れてしまうんじゃないかなぁ〜と思いますね。

幸運でした!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました