2022/12/25、久しぶりに登山に行ってきました。
今回は前日が クリスマス寒波で南国徳島は大雪に見舞われました。
23日降り始めた雪は徳島市で2013年の統計開始以来1位の記録を更新し、積雪は10cmが観測されて、1916年以来の106年ぶりだそうでした。
前日、前々日と雪が降り抜いたので、山は大雪でした。
この日の登山計画では当初落合峠から登山開始のはずが通行止めのため、風呂塔キャンプ場跡地に車をとめて登山する予定でした。
しかし、106年ぶりの雪は凄まじく、愛車のテリオスキッドでは風呂塔キャンプ場跡地にたどり着くことが出来ず、数キロ手前でストップ。
仕方なくそこからキャンプ場跡地までは徒歩することにしました。
道中の道44号線はこんな具合。
雪道に慣れていない南国徳島人間はおっかなびっくり。
ここが広かったので車を回して路駐しました。
ここからキャンプ場跡地まで2km少々、普通に歩けば30分の距離です。
それが雪に歩みを阻まれ、全然進みません。
倍の1時間でもキャンプ場跡地まで到着出来ず。
雪の中、登山したことは何度もありますが、こんなに深くて新しい雪、誰も歩いていない林道を行くのは初めてでとても大変でした。
何とか頑張って風呂塔キャンプ場跡地の駐車場へ到着
何の建物?管理棟かな?
落葉松とはなんだろ?と思ってましたが、なんと落葉松と書いてカラ松とよぶそうです。
勉強になりました。
カラ松について調べると
唐松とも書くようで、なら中国の松なのかと思うと違って、中国の絵画に描かれている松に似ていることから唐松と呼ばれるようになっそうです。
そして、日本の針葉樹のうち唯一落葉する樹であることから、落葉松と書くこともあるとのこと。
なかなか興味深いですね。
さて、登山ですが、ここまでで十分ヘトヘトですが、折角なら1つくらいはピークハントしてから帰りたい!ので、風呂塔山頂を目指します。
しかし登山道遊歩道が完全に雪に飲み込まれてしまって全く道が見えません。
人の足跡も殆どなく、有るのは獣の足跡のみ。
獣道を頼るわけにもいかず…
頼みの綱はYAMAPの地図とGPSの位置情報と己の感覚のみです。
己の感覚のみでしたら登山は断念した所ですが、技術の進歩は凄いですね〜
なんと無事に山頂到着!
それでもストックなしではこの雪道大変でした。
風呂塔キャンプ場跡地からは、終始、こんな状態でした。
気温はマイナス5℃くらいでした。
時折風が吹くと寒かったのですが、殆ど無風で快適だったです。
今回の装備
上半身はモンベルのジオラインインナーに行動着のフリース、その上にモンベルのパウダーシェットパーカ。
下半身はしまむらの化繊タイツにノースフェイスの裏起毛パンツ
足元はゴアテックスのゲイターと冬用登山靴。
靴の中にアイリスオーヤマの靴用カイロを入れていたのですが、貼るカイロでなかったので登山靴の中で少しずつ動いて足裏に違和感が出たので、靴の中に入れるカイロは貼るタイプを買うぞ!と思いました。
アイゼンはモンベルのセミワンタッチアイゼンを持って行ってましたが、使う場面はなく、ただただ思いだけでした。
非常時用に、モンベルのゴアテックスレインウエア上下とユニクロのウルトラライトダウンジャケット、ヘッドライト、それから栄羊羹をザックに入れてましたがどれも出番はなかったです。
今回は計画とは全く違う行程になりましたが、内容としては最高でした。
風呂塔、フロントウ、と読みます。
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