ユーノスロードスターのクーラー再修理

2024/08/25

ユーノスロードスター

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ロードスターのクーラー、またまたトラブル発生!

5月にクーラーを修理したロードスターですが、真夏の真っ只中、なんと全く効かなくなっちゃいました!



以前の修理内容と期待

前回の修理といっても、実際には「ドクターリーク」という商品を注入してクーラーガスを補充しただけで、本格的な修理とは言えないものだったんです。


リークラボジャパン(Leaklab Japan) Dr.Leak ドクターリーク 蛍光剤入り A/C漏れ止め剤 1本 LL-DR1

約4000円!結構高価で、効果は不明ながら、アマゾンでの星は高い!


でも、アマゾンでの評価が高いことから安易な漏れ止め剤による修理ですが、「これで何とかなるじゃない?」と淡い期待を抱いていました。


ところがどっこい、結局クーラーのガスが抜けちゃって、まったく冷えない状態に逆戻りです。


「ドクターリーク」のせいというよりは、どうやらロードスターのガス漏れがひどすぎたみたいです。


素人の僕の見立てですが、もしかしたら「ドクターリーク」も効果があったかも…なんて、ちょっとした希望は持っていたんですけどね。

残念!


※個人的にドクターリークのいい点は安心感にあると思います。今までの漏れ止め剤は塞がると困る部分も塞いでしまう恐れがあったのですが、ドクターリークはそのリスクが少ないのが魅力だと思います。


高圧ホースを交換しよう!

でも、少しだけいいニュースもありました。

注入していたドクターリークに含まれる蛍光剤のおかげで、高圧ホースからガスが漏れているのがバッチリ確認できたんです。


蛍光剤を確認するためのアイテムを持ってなかったので、ブラックライト購入して確認しました。


が、ポリマー剤がしっとり漏れ出ていて、肉眼でも確認できなくもなかったです。


もちろん、高圧ホースだけが問題じゃないかもしれないんですが、ガスがドバっと抜けている部分が一番怪しいので、高圧ホースを交換することに決めました。



緑色に光っている部分が漏れ出た部分です。


道具を揃えていざ修理!


高圧ホースを交換するってことは、配管を外すので空気が入ってしまうのでガスを入れる前に真空引きが必要になります。


そんなわけで、工具を一式と高圧ホースを揃えることにしました。


ユーノスロードスターは、ずいぶん古い車になってしまったけど、未だにエアコンの高圧ホースが新品で手に入るなんて、ちょっと嬉しいですよね。

残念ながらお値段は少々高めですが…

調べたら純正品番は、 N0266146でした。




うちのロードスターはNA8Cのシリーズ2なので、クーラーガスはR134aです。

NA6は配管が違うようで品番も違います。

ネットでは、ヤフーショッピングでの取り扱いのみ発見することができました。

価格は送料込みで16,375円です。


新しいホースは古いホースに比べて継ぎ手が少なく、なんだか信頼感が増しました。



今回の高圧ホース交換に必要な真空引きポンプやエアコンガス、チャージホースも揃えました!

総額はなかなかの金額になりましたが、愛車のためなら仕方ないです。ホース交換がうまくいくかどうか、ドキドキですけどね。



実際の作業:やってみたら意外と簡単?

さて、

いざ作業スタートです。

高圧ホースの交換自体は少し面倒でしたが、やってみたら意外と簡単でした。

まず車をジャッキアップして、アンダーカバーを取り外して、なんとかホースを交換します。


高圧ホースを交換することよりも、アンダーカバーを外すことの方が面倒くさくて大変でした。


ホースの継ぎ手部分のナットを緩めるには大きなレンチが必要でしたが、持ってないので、モンキーレンチで緩めましたが、簡単に出来ました。


下から覗いた状態。アンダーカバーを外す前の写真です。

サービスホールがあるので ここから手を入れて作業することもできるのですが、素人にはなかなか難しいので 結局 アンダーカバーを外すようにしました。

コンプレッサー側も固着などなく、簡単に緩めることが出来ました。

Оリングを別で購入していたのですが、新品のホース装着済みでしたので、無駄遣いになってしまいました。


真空引きとガス補充もやってみた!


購入した真空引きポンプとチャージホースはこちら!

輸入品ですが 12000円程度で購入ができて使ってみた感想としては、特に不具合もなく使いにくいなと感じる部分もいくらかあるのですが、問題があるレベルでもなかったので おすすめします!


真空引ポンプには最初にオイルを入れるのですが、専用のオイルも付属しているので問題なく オイルを注入することができました。

説明書にも簡単な記載があったので迷うことなく オイルを注入することができました。

高圧低圧両方に配管をつないで準備をしたら、スイッチをオン!




以前 ビートの修理で何度もエアコンを触っていたので 真空引き も何とか経験しているのですが、久しぶりの作業でちょっと緊張しました。

が、特にトラブルもなく無事完了!

真空引きをしている最中にポンプから水蒸気が上がった時は、ちょっとびっくりしたのですが 調べてみると、真空ポンプの中のオイルのミストが吹き上がってくるような感じになっているみたいで、問題のない状況だったのでほっとしました。


真空ポンプで順調にマイナスになるまで 配管内の空気を吸い出すことに成功したら、10分程度放置して不負圧状態が保持できるかを確認します。


10分程度問題なく 負圧を保持することができたので リークはないと判断して クーラー ガスの注入に移ることにしました。


あとはガス補充。クーラーガスをゆっくり注入して、最後はエンジンをかけてエアコン全開で追加のガスを入れました。


真夏の最中での作業なのでものすごく暑かった割にはクーラー ガスの缶がキンキンに冷えるのでなかなか ガスが入っていかず 時間がかかりました。

お湯なんかで温めながらやるといいようですが 面倒なので時間をかけてそのまま やりました。

クーラー ガスが漏れていたということは同時にコンプレッサーのオイルも漏れていたということなのですが、クーラーコンプレッサーオイルの補充は、今回は見送りました。


また近いうちにクーラーのコンプレッサーオイルの量を調べるようにしてみたいと思います。


そして今…快適にドライブ中!

その後、2週間ほど経過しましたが、今のところクーラーはバッチリ効いています!

本当に寒いぐらいに効いています!

ただ、めちゃくちゃ暑い日にアイドリング中、クーラーが急に切れちゃうというハプニングがありました。故障かと思って焦りましたが、その後車を走らせてコンデンサーを冷やしたらちゃんと動くように。

どうやら安全装置が働いたのかも?もし詳しい方がいたら、教えていただけると嬉しいです!


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自己紹介

スポーツカーが好きで、いつの頃からロードバイクにも乗るようになり、スーパーカブも好きになったので、乗り物が移動が好きなのです。 あとは、登山も好きですが、スポーツは子供の頃から嫌いなので、やっぱり移動が好きなのでしょう(笑)

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