CDIを交換した話
スーパーカブでのいつもの坂道、今日はなんだか調子が違う…。いつもならスイスイ登る坂を、全然登れなくなってしまいました。ライトやヒーターのスイッチを切ると、どうにか登れるのですが、スイッチを入れると、急にパワーダウンしてしまうんです。なんだろう、これは?
あれこれ調べてみた結果、なんとなく原因が見えてきました。使ったのは、あの便利なAI検索ツール「パープレキシティ」!調べたところ、どうやらCDIに問題がある様子…。さて、CDIって何でしょう?
CDIとは?
CDI(Capacitive Discharge Ignition)とは、エンジンの点火装置のことです。簡単に言うと、エンジンを始動させるために、コンデンサに電気をためて一気に放電し、スパークプラグに火花を飛ばしてエンジンを動かす装置なんです。
左側がオリジナル。右側が中華製。
中華の方が小さいので取付は問題なし。
そして、CDIのもう一つの重要な役割は、点火タイミングの調整。エンジンの回転数に応じて、最適なタイミングで点火を行うことで、効率的な燃焼を実現し、性能向上や安定したアイドリングが可能になります。まさに、エンジンの心臓部とも言える大事なパーツなんです。
CDIの故障か?
さて、私のスーパーカブ。坂道でパワーダウンしてしまった原因は、このCDIの故障の可能性が高いと判断。内部のコンデンサが壊れて電気をうまく蓄えられず、点火がうまくいかないということです。これが、あの力不足の原因なのかもしれません。
購入したCDI
そこで、早速ネットで調べてみました。安くて手軽に手に入る部品を探してみた結果、見つけましたよ!アマゾンで販売されている中華製CDI。価格はなんと、980円!安いけど大丈夫かな…?まあ、人柱覚悟で試してみることに。
CDIの交換方法
さて、いよいよ交換作業に取り掛かります。スーパーカブの右側のボックスを開けると、左上の方にCDIが鎮座しているので、まずはそれを外します。工具はコインかマイナスドライバーでボックスを開けるだけなので、簡単です。
ところが、ここでちょっとした問題が発生!うちの角目カブは、当時珍しく4速までギアがあったため、ホンダが少し速度抑制のために小細工をしていたんです。そのため、純正のままではCDIが取り付けられません。そこで、精密ドライバーを使って、CDIのピンを2ヶ所入れ替えます。
具体的には、黒地に赤ラインのコードと黒地に白コードを入れ替えます。これで、無事に新しいCDIが取り付けられるようになります。
リミッターについて
ちなみに、ピンクの配線はリミッター用のコードらしいです。リミッターカットをしたい方は、このピンクコードをカットしてしまうと良いとか。もちろん、リミッターカットは自己責任で行うべきですが、スピードを重視する方には嬉しい情報です。
交換後の感想
新しい中華製CDIを取り付けて、いざ坂道へ。これが驚き!以前のように力強い走りが戻ってきました。スムーズに坂を登れるようになり、まるで別のバイクになったかのようです。もう、感動しました!
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980円で劇的変化!
そして、最も驚くべきはそのコスト。わずか980円で、あのパワーダウンが解消され、見事にスーパーカブが復活したんです。これには本当に満足しています。中華製とはいえ、コストパフォーマンスは抜群です。
CDIの交換で、これからも安心してスーパーカブを楽しめそうです!もし同じような症状が出た場合は、ぜひCDIの交換を試してみてください。きっと、あなたのバイクも元気を取り戻すこと間違いなしです!
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