ユーノスロードスターのマフラー異音、簡単に直す方法！マフラーハンガー交換で解決

ユーノスロードスターのマフラー異音修理について

ある時期から、ユーノスロードスターで5000回転ぐらい回すと、マフラーから「ガガガ」というビビリ音が発生するようになりました。
この音は特定の回転数でのみ聞こえるため、マフラーが振動して何かに干渉している可能性があると考えました。

異音の原因を考察

原因として以下を予測しました
：

異物が挟まっている
マフラーや周辺パーツの緩み
マフラーハンガーの劣化

マフラーの状態を確認する方法

まず停車状態でエンジンを5000回転まで回し、異音を確認。

その後、マフラー出口のパイプを少し揺すってみましたが、症状は変わらず。
そこでジャッキアップして車体下部を調査しました。
マフラー自体に異常はなく、隙間にも異物は見当たりませんでした。
ただし、マフラーハンガーが伸びていることが判明しました。

異音解消のための対策

対策として以下を検討しました


■ホースバンドでハンガーを補強

（低コスト） 

■マフラーハンガーの交換


ホースバンドで補強する方法は、100均で購入可能なホースバンドを使うことで非常に低コストで対応できる方法です。
しかし、見た目が綺麗に仕上がるかどうか、またホースバンドでうまくいくかどうかは不明でした。

そこで、Amazonや楽天で検索して、マフラーハンガーの強化パーツを購入することにしました。

いろんな形状のものがありましたが、シンプルな形状のものがいいと思い、購入しました。

ユーノスロードスター自体がシンプルな車であるため、シンプルなデザインのハンガーが合うと思いました。 購入したマフラーハンガーは3個セットでしたが、うちのNA8C型ロードスターには4つ必要です。

以前、ビートやパルサー、ランチアデルタに乗っていた時に購入していたマフラーハンガーが余っていたので、それを使って合計4つを揃えました。

ちなみに、NA6のロードスターの場合はマフラーハンガーが5つ必要なようです。

うちのマフラーは社外品ですが、NA6用のマフラーなのでフックが5つ付いていますが、車体側にはフックが4つしかないため、取り付ける部分は4つです。

購入した際、ユーザー車検に持っていく際にマフラーについているフックのうち1つが固定できていないことで車検に引っかかるのではないかと心配して陸自の方に電話して確認しましたが、問題ないと言われました。 

マフラーハンガー交換の手順

購入したマフラーハンガーを取り付ける際には...

マフラーハンガーを取り外すのは割と面倒なように聞きますが、思ったよりはすんなりと外すことができました。

使った道具としてはウォーターポンププライヤーとシリコンスプレーです。
シリコンスプレーはゴムの滑りを良くするために使いましたが、556などの潤滑剤を使うとゴムを傷める可能性があるため、新しいマフラーハンガーをインストールする際には使わない方がいいです。

もしシリコンスプレーが手元にない場合は、556を使って外し、取り付ける際は石鹸水などで滑らせると良いでしょう。

ウォーターポンププライヤーでも外れると思います。

が、自身が無い人は専用工具も安いので考えてみてもいいと思います。

交換後の試走結果と考察

交換後、試走してみたところ..

あとは試走して異音が出るか出ないかを確認するまで、本当にマフラーハンガーが伸びたせいで異音が発生しているのかどうか、半信半疑でしたが、5000回転まで走らせても問題なく異音が発生せず、気持ちよくエンジンを回すことができました。
マフラーハンガーが伸びていると、マフラーがぶらぶらするのでエンジンパワーをロスするという話を友人から聞いたことがあります。

マフラーハンガーを交換しても出口から見たマフラーの垂れ下がり具合はそれほど変化を感じませんでしたが、手で揺すってみてもそれほど変化は感じませんでした。

しかし、異音が消えたところを見ると、やはりマフラーハンガーを交換することはそれなりの効果があるんだなと思いました。

まとめ：同じ症状でお悩みの方へ

費用と時間を考えると、今回の結果からすると良かったと思います。

同じような異音が出ている人はもちろん、それ以外の人でも、下に潜ったついでにマフラーハンガーを確認してみて、ゴムが伸びているようであれば交換してみるのも悪くないと思います。

費用としては1000円から2000円程度で対応可能ですので、結構おすすめです